A2英語レベルとは何か できることをわかりやすく解説
「A2って初級なの?それとも“ちょっと話せる人”なの?」と聞かれたら、答えはだいたいこうです。旅行先で困りすぎず、日常の短いやり取りなら自力でいけるレベルです。
ペラペラではありません。映画を字幕なしで楽しむには、まだ修行が必要です。たぶん登場人物がケンカし始めた瞬間、英語より表情を読むことになります。
でもA2はかなり大事な段階です。ここを越えると、「英語を勉強している」から「英語を使っている」に少しずつ変わってきます。

A2はCEFRでいう基礎段階の後半です
A2は、CEFRというヨーロッパ発の語学レベル基準の一つです。CEFRは、言語力をA1、A2、B1、B2、C1、C2の6段階で表します。A1とA2は「Basic User」、つまり基礎段階のユーザーです。
CEFR A2 English Levelは、A1より一歩進んでいます。自己紹介だけで終わらず、買い物、道案内、旅行、予定、家族、仕事や学校の簡単な話題について、短いやり取りができます。
ざっくり言うと、A2はこのあたりです。
レベル | ざっくりした感じ |
A1 | 決まった表現なら言える |
A2 | 身近なことなら短くやり取りできる |
B1 | 自分の意見や経験をある程度話せる |
B2 | 複雑な話題でも会話に参加できる |
A2はまだ「自由自在」ではありません。でも、カフェで注文したり、駅で聞いたり、簡単なメールを読んだりする力はついてきます。RPGで言うなら、木の棒を卒業して、ちゃんとした短剣を手に入れた感じです。まだドラゴンには行かないでください。
A2でできることはかなり具体的です
A2の特徴は、「知っている話題ならできる」ことです。よくある場面なら、シンプルな英語で対応できます。
たとえば、こんなことができます。
レストランで注文する “I’d like a chicken sandwich, please.” のように言える
道を聞く “How do I get to the station?” と聞ける
予定を話す “I’m going to meet my friend on Saturday.” と言える
自分の生活を説明する 家族、仕事、学校、趣味について短く話せる
短いメッセージを読む 予約確認、案内文、簡単なメールなら意味を取れる
簡単な質問に答える “Where are you from?” “What do you do?” などに答えられる
ポイントは、長く美しく話す必要はないということです。A2では、短くても通じればOKです。
たとえば、
“Yesterday I went to Orchard. I bought shoes. It was expensive, but nice.”
完璧なスピーチではありません。でも、意味はちゃんと伝わります。英語は芸術作品ではなく、まずは道具です。包丁も最初から寿司職人レベルで握らなくて大丈夫です。

A2でまだ難しいことも知っておこう
A2は便利ですが、万能ではありません。ここを勘違いすると、「自分は英語ができない」と落ち込みやすくなります。でもそれ、ただのレベル違いです。小学生にいきなり確定申告を頼むようなものです。
A2で難しいことは、だいたい次の通りです。
ネイティブ同士の速い会話を聞き取る
ニュースや映画を細かく理解する
抽象的な意見を長く話す
仕事の交渉や専門的な説明をする
複雑な文法を自然に使いこなす
たとえば、“I think studying abroad is useful because…” くらいなら言えても、そのあとに理由を3つ並べて、反論まで入れて話すのはまだ難しいです。
A2では、言葉に詰まるのも普通です。文法ミスも普通です。過去形を忘れて “Yesterday I go…” と言ってしまうこともあります。通じるなら、まずは前進です。英語の筋トレ中なので、フォームが少し崩れる日もあります。
A2の語彙と文法の目安です
A2では、身近な単語と基本文法を使います。難しい単語を大量に覚えるより、よく使う表現をスッと出せるほうが強いです。
よく使う語彙のテーマはこんな感じです。
食べ物と飲み物
家族と友人
仕事と学校
趣味と週末
交通と旅行
買い物と値段
体調と病院
天気と季節
文法では、次のようなものが大事です。
文法 | 例 |
現在形 | I work in Singapore. |
過去形 | I visited Japan last year. |
未来表現 | I’m going to study tonight. |
比較 | This bag is cheaper than that one. |
助動詞 | You should take a taxi. |
可算と不可算 | I need some water. |
A2では、これらを全部完璧に説明できる必要はありません。使えることが大事です。文法の名前を暗記しても、会話で固まったらもったいないです。冷蔵庫の説明書を読めても、料理が出てこない感じですね。

A2からB1へ上がるには使う量を増やす
A2から次のB1に進むには、知識を増やすだけでは足りません。英語を口から出す量、耳で受ける量を増やす必要があります。
おすすめは、毎日小さく使うことです。
1日の出来事を3文で言う “I had lunch with my friend. We ate noodles. It was good.”
短い音声をまねする 30秒くらいで十分です。長すぎると心が旅に出ます。
よく使う質問を丸ごと覚える “Could you say that again?” “What does this mean?” “Can I pay by card?”
間違えた表現を1つだけ直す 一気に全部直そうとしないのがコツです。
シンガポールのように英語を使う場面が多い場所なら、A2の練習機会はかなりあります。カフェ、駅、ショッピングモール、語学学校など、短いやり取りの宝庫です。Somerset周辺のような便利なエリアなら、レッスン前後に実際の場面で試しやすいのもいいところです。
学習サービスを探しているなら、ULC Academyの英語コースをチェックするのも一つの手です。自分のレベルを確認しながら進めると、English Learningはかなりラクになります。

よくある質問
A2は英検でいうと何級くらいですか?
厳密に完全一致はしませんが、目安としては英検準2級より下、3級から準2級の一部あたりと考えられることが多いです。試験ごとに測る力が違うので、参考程度に見てください。
A2なら海外旅行で困りませんか?
基本的な旅行ならかなり助けになります。注文、チェックイン、道案内、買い物は対応しやすくなります。ただ、トラブル対応や速い説明はまだ難しいことがあります。
A2になるまでどのくらいかかりますか?
開始レベル、学習時間、使う機会で変わります。A1の基礎があるなら、短い会話練習と語彙学習を続けることでA2に近づけます。大事なのは、週1回だけ長くやるより、短くても頻度を増やすことです。
A2でも英語で仕事はできますか?
簡単な接客や定型的なやり取りなら可能な場面もあります。ただ、会議、交渉、報告書、専門説明にはB1以上の力が必要になることが多いです。
A2は英語を使い始める楽しいラインです
A2は「まだまだ」ではなく、もう使える場面があるレベルです。短い文で注文できる。予定を話せる。道を聞ける。簡単なメッセージを読める。これは小さく見えて、かなり大きな変化です。
次の目標は、完璧な英語ではなく、場面ごとに使える英語を増やすこと。今日の予定を3文で言うところからで十分です。
“I studied English today. It was a little difficult. But I didn’t give up.”
はい、もうA2っぽいです。しかも最後の文、けっこうかっこいいです。


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